冷蔵庫を開けるたびに、探し物をしている。
「あれ、どこにしまったっけ」 「また奥に押し込んだまま忘れてた…」
片づけサポートに伺うと、そういった悩みをよく聞きます。
でもこれは食材の量の問題ではなく、置き場所の仕組みがないことが原因になっていることも。
私も”賞味期限切れ”を繰り返していました
以前、定位置を決めずに冷蔵庫を使っていた私もよく賞味期限切れのものが冷蔵庫から出てくることがありました。
野菜室の奥から賞味期限切れの食材が出てきてたり、冷凍庫に「いつから入れてたっけ?」と思う物体が…(笑)
それを見るたびがっくり。
「またダメにしてしまった…」という罪悪感は、何度経験しても慣れません。
料理中に欲しいものがサッと取り出せないのも意外とストレス。
でも、行動に合わせて配置を決めただけで、そのストレスが減りました。
あと冷蔵庫の扉の開く向きを意識したこと。
一気に使い勝手がよくなったんです。
行動に合わせて「置き場所」を変えただけでも変わります。
冷蔵庫に何を求めているかを整理してみよう

整える前にまず確認したいことがあります。
冷蔵庫に求めることは、人によって少しずつ違いますが、よく挙げられるのはこの3つです。
冷蔵庫が乱れるのは、仕組みがないから
これまでお悩みをお聞きしてきて多くの方が抱える悩みをまとめてみました。
みなさんも一度は経験したことないですか?わたしもすべて当てはまってました。
定位置がないから、毎回「どこに入れようか」と考えることになる。
その繰り返しで、冷蔵庫が少しずつ乱れていきます。
収納用品を買っても整わない理由も、同じです。
仕組みを考える前に収納用品で片づけようとしているから、すぐに元に戻ってしまう。
収納用品は最後。順番が大切なんです。
冷蔵庫の片づけは、3つのステップで進める
step1:場所別に全部出す
冷蔵室・野菜室・冷凍庫の3カ所、それぞれ一か所ずつ見直します。
一度に全部やらなくても大丈夫。
まずは「何がどれだけあるか」を把握することから進めます。
例えば、まず冷蔵室のドアポケットだけ。でもOK。
step2:一緒に使うもの・同じようなものをまとめる
グループをつくるイメージです。
例えば
・調味料
・飲み物
・朝食で使うもの(漬物・梅干し)
・パンを食べるときに使うもの(バター・ジャム)
「一緒に使うものをまとめる」。
これが定位置をつくる基本です。
step3:配置を決めて収める
まとめたものをどこに置くかを決めます。
おさめる時に意識したいポイントは3つ。

①用途別
一緒に使うもの・同じようなものをまとめて、ゾーンを決めます。
例えば、冷蔵室のなかに、「ここは常備品ゾーン」「ここは飲み物ゾーン」と場所を決めておく。
どこに何があるかが一目でわかるようになります。
②見渡せる
誰が見ても一目でわかる何がどこに入っているかが分かる冷蔵庫にする。
収納用品は透明なものを選ぶだけで、中身がひと目でわかるようになります。
わが家でも、不透明なケースを透明なものに替えてから、探し物がほぼなくなりました。
野菜室も同じです。
上から見て何がどこにあるか見渡せること。
③行動動線
どこで使うかで、置き場所を決めます。
「使う場所の向き」を意識するだけで、ドアポケットだけでも使い勝手がかなりよくなります。

整った冷蔵庫は、毎日の気持ちを変えてくれる

冷蔵庫が乱れるのは、食材の量の問題だけではなく、置き場所の仕組みがないことも原因です。
出す・分ける・収める。
用途別・見渡せる・行動動線。
この3ステップと3つのポイントを意識して冷蔵を片づけると、毎日の冷蔵庫の使い勝手は大きく変わります。
冷蔵庫を開けるたびに、全体が一目でわかる。
食材を捨てる回数が減り、献立も考えやすくなる。
「気持ちよく冷蔵庫が使えている」という変化が、暮らし全体に広がっていくと毎日の気持ちも変わります。
まず今日できることから、ひとつだけ試してみてくださいね。
今日からできる一歩
カテゴリーに分けて配置する(朝食用・パン用・調味料・そのまま食卓へ出すものなど)
収納ケースは透明なものを選ぶ(不透明なものを使う場合は、ラベリングで家族にもわかるように)
わが家に合わせて仕組みづくりをしたい方へ
クローゼットだけでなく、冷蔵庫や家全体の動線まで整えると、毎日の暮らしはもっとラクになります。
片づけは、気合いや根性で続けるものではなく、暮らしに合った片づく仕組みをつくることで、無理なく続けやすくなります。
ライフスタイリングルームでは、家事動線や生活スタイルに合わせた片づく仕組みづくりをサポートしています。
「何から始めたらいいかわからない」「一人では続かない」という方は、お気軽にご相談くださいね。